八尾市・近鉄八尾周辺で、もの忘れ・頭のぼんやりにお悩みの方へ。
人の名前や言葉が、すぐに出てこなくなった
頭にもやがかかったようで、集中が続かない
疲れているのに、頭だけが妙にさえない
頭のぼんやりやもの忘れ感は、脳だけを見ても全体像がつかみにくい不調です。睡眠の質、自律神経の働き、首肩や姿勢のこわばり、血糖値や栄養の状態、ストレスや疲労まで含めて見ることで、はじめて見えてくる背景があります。少し長いページですが、当院がどのように脳疲労を捉え、どう向き合っているかをお伝えします。なお、進行するもの忘れや日常生活に支障が出るもの忘れについては、まず医療機関の受診をおすすめしています。
このページでお伝えするのは、病気としてのもの忘れ(認知症など)ではなく、睡眠不足・疲労・ストレス・自律神経の乱れなどを背景にした、「頭がぼんやりする」「集中が続かない」「言葉が出にくい」といった状態です。近年は「ブレインフォグ(脳の霧)」とも呼ばれ、検査では異常がないのに頭がはたらきにくい、という形であらわれることがあります。
知っておいていただきたいのは、こうしたもの忘れ感は「脳そのものが衰えた」とは限らないということです。睡眠の質の低下、慢性的な疲労、ストレスによる緊張、血糖値の乱高下、鉄やビタミンなどの不足。こうした体の土台の乱れが、頭のはたらきにくさとしてあらわれることがあります。背景にあるものによって、向き合う方向も変わります。
頭のぼんやりは脳にあらわれますが、原因が脳だけにあるとは限りません。眠りが浅い、ストレスで気が休まらない、首肩がこって巡りが落ちている、食事のリズムが乱れている。こうした背景があると、頭がさえにくくなります。
睡眠の質、自律神経の状態、首肩や姿勢の癖、血糖値や栄養、腸内環境、疲労の度合い。こうした目に見えにくい要素まで含めて、広い視野でお身体を見ていく必要があると考えています。
もの忘れがだんだん進んでいる、同じことを何度も繰り返し聞いてしまう、日付や場所が分からなくなる、慣れた道で迷う、財布や鍵をしまった場所が思い出せないことが増えた、料理や仕事の段取りができなくなった、ご家族が「最近おかしい」と感じている。このような場合は、認知症やその前段階、あるいは他の病気が隠れている可能性があるため、まず脳神経内科・もの忘れ外来・神経内科など医療機関を受診されることを強くおすすめします。手足のしびれやろれつの回りにくさ、急なもの忘れを伴う場合は、早めの受診が大切です。
当院がお力になれるのは、医療機関で大きな問題がないと確認できたうえでの、睡眠・疲労・ストレス・自律神経・栄養などを背景にした「頭のはたらきにくさ」です。鍼灸院だけで抱え込まず、医療機関と上手に役割分担しながら、お一人おひとりに合った道筋をご提案いたします。
もの忘れや頭のぼんやりを、「もう年だから」「疲れているだけ」とやり過ごす。そう考えることで気が楽になることもありますし、休めば回復していくこともあります。まずは休むことも、とても大切です。
ただ、そこで抜け落ちやすいのが「なぜ頭が休まっていないのか」という視点です。年齢や疲れのひとことで片づけてしまうと、眠りの浅さ、張りつめた自律神経、血糖や栄養の乱れといった土台は残ったままになりがちです。土台が変わらなければ、休んでもまた同じだるさや、頭のぼんやりを繰り返してしまうことがあります。当院では、今のつらさをやわらげることと、頭がはたらきやすい土台づくりの両方を大切にしています。
頭のぼんやりだけでなく、睡眠と自律神経、東洋医学、構造、栄養を重ね合わせることで、その方の体に起きていることを丁寧に整理します。
首肩のこわばり、頭の位置、呼吸の浅さ、緊張のほどけにくさを確認します。眠りの質や自律神経の切り替えは、頭のさえやすさと結びつきやすいため、首から背中までのつながりとして見ます。
東洋医学では、頭のはたらきや記憶に関わる状態を「心」「腎」「脾」などの巡りや不足として捉えます。気血の不足、巡りの停滞、過労による消耗など、体質を丁寧に見立てます。
メディカルトレーナーの学校で学んだ機能解剖学・運動学の視点から、呼吸、姿勢、巡りを助ける体の使い方や、頭を休ませるための生活リズムの整え方をお伝えします。
分子栄養学を学び、血糖値の乱高下、鉄やビタミンB群、たんぱく質、腸内環境など、頭のはたらきや回復力の土台に関わる要素も必要に応じて確認します。
頭のぼんやりが続く方の多くは、寝る直前までスマホを見ている、呼吸が浅く速い、肩がすくんで力が抜けにくい、食事を抜いたり甘いもので済ませたりしがち、といった「頭と体が休まりにくい癖」を抱えていることがあります。
ご本人には日常の習慣なので、自覚しにくいものです。当院では施術で整えたものを日常生活で崩さないこと、ご自身の力で頭が休まりやすい状態に近づけていただくことを大切にしています。
初診では約90分の時間をいただきます。いつ頃から、どんなときに頭がぼんやりするか、睡眠、食事、仕事、ストレス、お気持ちの状態まで、できるだけゆっくりお伺いします。気になるもの忘れの内容も丁寧に確認します。
姿勢、首肩の状態、呼吸、自律神経の傾き、東洋医学的な体質、生活リズムを総合して、今のお身体に何が起きているのかをお伝えします。必要と判断した場合は、医療機関の受診をおすすめします。
鍼、お灸、手技、骨格・骨盤の調整、軟部組織へのアプローチを、お身体の状態に合わせて必要な分だけ組み合わせます。鍼が不安な方には、刺さない鍼やごく細い鍼から始めます。
施術で整えたお身体を日常の中で崩さないために、睡眠の整え方、呼吸、食事のリズム、画面とのつき合い方など、頭を休ませるセルフケアをお伝えします。
次回までにどのように過ごしていただきたいか、どんな変化を観察していただきたいかを、お帰りの際にお伝えします。
脳疲労と向き合ううえで、施術と同じくらい大切なのが、頭と体を休ませるセルフケアです。無理のない範囲で取り入れてみてください。
朝、起きたら窓辺で光を浴びます。体内時計が整い、夜の眠りの質が上がることが、頭のさえやすさの土台になります。
寝る直前までのスマホやパソコンは、脳が休むタイミングを後ろにずらします。寝る前の三十分は、画面から少し離れてみてください。
鼻から吸って口から長く吐く呼吸を、五回から十回。考えごとで張りつめた頭と体を、こまめにゆるめてあげます。
朝食を抜かない、甘いものだけで済ませない、たんぱく質や野菜を先に食べる。血糖の乱高下を抑えることが、頭のだるさをやわらげる助けになります。
情報を入れ続けると脳は休めません。短い散歩や、ただぼんやりする時間を一日のなかに置くことも、立派な脳のケアです。
セルフケアを続けてももの忘れや頭のぼんやりが強くなる、日常生活に支障が出てくる、ご家族が心配しているといった場合は、お一人で抱え込まず、まず医療機関にご相談ください。
もの忘れや頭のぼんやりそのものだけでなく、背景に関わりやすい脳疲労・食べ方・睡眠・不安について、院長が書いた関連記事をまとめました。
もの忘れを「年齢のせい」と決めつける前に。脳疲労と食べ方の関係から、頭がはたらきやすい食習慣を解説した記事です。
脳トレの前に、まず生活習慣から。血糖と頭のはたらきの関係に注目し、物忘れを遠ざける考え方をまとめた記事です。
ただ休むだけでは脳は回復しきらない。能動的な休み方という視点から、脳疲労との向き合い方を考える記事です。
頭のはたらきの土台になる睡眠について。睡眠負債をため込まず整えていく方法をまとめた記事です。
確認がやめられないのは記憶力のせいではなく、不安と脳のしくみの話。今日からできる対処法までまとめた記事です。
「脳疲労」という名前そのものに対する質の高い鍼灸研究は、まだ多くありません。一方で、近いテーマである軽度認知障害(MCI)、脳卒中後の認知機能低下、がん治療後の認知機能低下(いわゆるケモブレイン)などを中心に、鍼灸研究が国際的に報告されています。さらに、頭のはたらきの土台になる「睡眠不足」「慢性的なストレス」については、記憶や集中力への影響が数多く報告されています。ここでは、誇張せず「現時点で分かっていること」と「その限界」を、あわせてお伝えします。
不眠に対する鍼治療については、睡眠の質の改善に役立つ可能性を示した研究がありますが、研究の質にはばらつきがあり、確定的とは言えません。自律神経のはたらきや首肩の緊張、血流、ストレス反応の調整についても、関連する研究が積み重ねられている段階です。
物忘れや脳疲労に対する鍼灸の研究は、軽度認知障害、脳卒中後の認知機能低下、化学療法後の認知機能低下などを中心に報告されています。いくつかの研究では、認知機能評価の改善が示されていますが、研究の質にはばらつきがあり、現時点で「鍼灸で物忘れが治る」と断定できる段階ではありません。
ただし、鍼灸は首肩の緊張、睡眠の質、自律神経の乱れ、血流、ストレス反応など、頭のはたらきに関わる土台へアプローチできる可能性があります。そのため、病院での検査や必要な治療を大切にしながら、全身の状態を整える補助的なケアとして取り入れる価値はあると考えています。
だからこそ当院では、もの忘れの内容や進み方を丁寧に確認し、進行するもの忘れや日常生活に支障が出るもの忘れの場合には、必ず医療機関の受診をおすすめしています。
掲載している研究は、当院の施術結果を保証するものではありません。研究で示されている知見を参考にしながらも、目の前のお身体の状態を確認し、必要に応じて医療機関の受診をおすすめします。
頭のぼんやりやもの忘れ感の背景には、長く積み重なってきた睡眠の乱れ、慢性的な疲労やストレス、生活リズムの偏りがあらわれていることがあります。そのため、一回の施術ですべてが変わるというものではありません。
最初の数回で、眠りの深さや頭の軽さに変化を感じていただけることがあります。そこから、頭がはたらきやすい体の状態や生活リズムが整っていくまでには、もう少し時間をかけて取り組むことになります。施術の頻度や期間は、お身体の状態を見ながらご相談のうえで決めていきます。
どこに相談したらいいか分からない段階でも構いません。
頭のぼんやりや集中しにくさがなかなか抜けない方は、まずは今のお身体の状態を一緒に整理してみませんか。気になるもの忘れがある場合は、医療機関と上手に役割分担しながら進めていきます。
もの忘れや頭のぼんやりは、ご本人にしか分かりにくいつらさです。「もう年だから」と言われたり、検査では異常がないと言われたりして、誰にも分かってもらえないまま不安を抱え込んでしまうこともあります。
私自身、鍼灸師、柔道整復師、メディカルトレーナー、カイロプラクター、三軸修正法、元プライマリーモーションB級認定指導員として、二十年以上にわたり、たくさんのお身体と向き合ってまいりました。そして、分子栄養学を学び、東洋医学・身体の構造・動き・栄養という四つの視点を統合して、お一人おひとりに合った道筋を組み立てていくことを大切にしています。
頭のはたらきにくさの背景には、睡眠や疲労、栄養、自律神経といった、整えていける要素が隠れていることもあります。もちろん、医療機関での確認が必要な場合は、そちらを優先してお伝えします。不安なお気持ちを、ひとりで抱え込まないでください。まずは一度、お話を聞かせていただくところから始めていただければと思います。
院長 今西 健
今西健はり・灸院は、八尾市堤町にある、ひとり院長の小さな鍼灸院です。院内には母が毎月生けてくれる季節の花が飾られ、ゆっくりと深呼吸できる静かな時間が流れています。お一人おひとりとじっくり向き合いたいので、完全予約制とさせていただいています。
他の方と顔を合わせにくいよう配慮していますので、落ち着いてお越しください。往診のご相談も承っております。
初診
12,000円
約90分。丁寧な問診・評価・施術・セルフケア指導を含みます。
鍼灸でもの忘れや認知症が治るとはお伝えできません。当院が向き合うのは、睡眠不足・疲労・ストレス・自律神経の乱れなどを背景にした「頭がぼんやりする・集中しにくい」といった状態です。進行するもの忘れや日常生活に支障が出るもの忘れは、まず脳神経内科やもの忘れ外来など医療機関への受診をおすすめします。
症状の強さや経過によって異なりますが、最初のうちは週に一回程度のペースをご提案することがあります。落ち着いてきたら、二週に一回、月に一回と徐々に間隔を広げていきます。お身体の状態を見ながら、ご相談のうえで決めます。
大丈夫です。医療機関での検査やお薬と並行して、当院で施術を受けていただくことに問題はありません。医療機関と上手に役割分担をしながら、お身体に合った道筋を選ぶことを大切にしています。
ご相談いただけます。検査で異常がないのに頭がぼんやりする・集中できないという背景には、睡眠不足、疲労、ストレス、自律神経の乱れ、栄養の状態などが関わっていることがあります。今のお身体の状態を評価したうえで、頭がはたらきやすい土台づくりまで含めてご提案します。
当院ではお着替えのご用意がございませんので、肘と膝が出せる服装でお越しください。半袖・七分袖や、裾をまくり上げやすいゆったりとしたパンツなどがおすすめです。スカートやタイトなジーンズですと施術がしづらいため、お控えいただけますと幸いです。お仕事帰りで難しい場合は、ご予約時にひとことお知らせください。
あります。専用駐車場のご案内については、ご予約時にお伝えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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