「マッサージを受けた直後はすごく楽。でも、数日するとまた肩が重くなる」
そんな経験はありませんか。
八尾市で肩こりや首こりにお悩みの方からも、こうしたご相談はよくあります。
ほぐしてもらった時は確かに楽になる。なのに、気づけばまた同じ場所がこっている。これはあなたの努力不足でも、マッサージが悪いわけでもありません。「肩がこる原因が、肩だけにない」という場合がとても多いのです。
マッサージが悪いわけではありません
筋肉がガチガチに固まっている時、マッサージはとても助けになります。血流が良くなり、神経の興奮も落ち着いて、その瞬間は確かに楽になることがあります。
ただ、戻りやすい肩こりというのは、肩の筋肉そのものよりも「肩に負担をかけ続けている別の何か」が原因になっていることが多いのです。
その「別の何か」を見直さないまま肩だけほぐしても、しばらくするとまた同じ状態に戻ってしまいます。
見直したい6つのポイント
1. 首や背中の動き
首が前に出ていたり、背中が丸まったまま固まっていると、肩はずっと引っ張られた状態になります。肩そのものより、首と背中の動きを取り戻すことが先になる場合があります。
2. 呼吸の浅さ
呼吸が浅いと、首や肩の筋肉が呼吸の補助をするようになります。本来は横隔膜がするはずの仕事を、肩の筋肉が代わりにやり続けている状態です。これでは、ほぐしてもまた使われてしまいます。
3. 姿勢や目の使いすぎ
パソコンやスマートフォンを長時間見ていると、目のまわりの緊張が首から肩に広がります。目の疲れが肩こりの引き金になっていることは、本人が思っているよりずっと多いです。
4. 自律神経の緊張
ストレスや睡眠不足が続くと、自律神経が「緊張モード」のままになります。すると、特に動いていなくても肩や首の筋肉が抜けない状態が続きます。これも、ほぐしただけでは戻ってしまう典型的なパターンです。
5. 睡眠や回復力
本来、寝ている間に体は緊張をリセットします。眠りが浅かったり、夜中に何度も目が覚める状態が続くと、リセットが効かず、こりが翌日に持ち越されます。
6. 腕や肩甲骨の使い方
腕を体の前ばかりで使い続けていると、肩甲骨が外側に開いたまま固まります。肩甲骨が動かない肩は、ほぐしてもまた同じ位置に戻ってしまいます。
今日からできるセルフケア
- 痛みのない範囲で、肩甲骨を「後ろに引く」動きを1日数回入れる
- 1時間に1回、深呼吸を3回。息を吐く時間を吸う時間より長くする
- 目を温める。蒸しタオルやホットアイマスクで5分ほど休める
- 寝る前のスマートフォンを10分だけ短くしてみる
派手なケアでなくて構いません。「肩を直接ほぐす」ではなく「肩を引っ張っている何かを緩める」という方向です。
こんな時は医療機関へ
肩こりだと思っていても、以下のサインがある場合は医療機関への相談を優先してください。
- 手や腕にしびれが出ている
- 力が入りにくい、握力が落ちた
- 強い頭痛をともなう
- 胸の苦しさ、息苦しさをともなう
- ある日突然、激しい痛みが出た
これらは肩こりではなく、別の問題が隠れているサインのことがあります。
当院で見ること
今西健はり・灸院では、肩だけをほぐすことはしません。首、背中、骨盤、呼吸の深さ、自律神経の状態、生活習慣、睡眠の質まで含めて、体全体から「なぜこの肩が戻るのか」を整理します。
東洋医学の視点で全身の流れを見て、必要に応じて鍼やお灸で、緊張が抜けやすい状態を目指します。カイロプラクティックで骨格のゆがみを調整し、運動療法で日常の使い方を見直す。分子栄養学の視点から、回復しやすい体の土台もお伝えします。
初診は約90分かけて、丁寧にお話を伺います。
セルフケアを2週間続けても肩が戻ってしまう。そんな時は一度ご相談ください。
肩だけを見るのではなく、あなたの体全体を見ます。